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プロフィール
HN:
海奈
年齢:
32
性別:
女性
誕生日:
1992/08/26
職業:
学生
趣味:
日々妄想(笑)
自己紹介:
一言で言ってしまえば腐女子です。
結界師にはまりまくり☆
少年ジャンプ系、ポップンミュージック、バッテリーなどなど大好きです!
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違和感。
彼女に感じたこの違和感に
一瞬、不覚にもドキッとしてしまった。
彼女に感じたこの違和感に
一瞬、不覚にもドキッとしてしまった。
「時音ー、今日はもうこんなもんでいいんじゃねぇか?」
「んー。そうね、帰りましょ」
一仕事終えて、今日も夜が終わろうとしている。
あたりはまだ真っ暗。
夜中の仕事といっても、終わるのは深夜2時か3時ごろ。
しんとした学校に、もう慣れてしまってはいるけど
幼いころは怖くてしょうがなかった。
初めての仕事のときも、一緒に兄貴がいてくれたとはいえ、怖くて何度も泣いた。
一人で仕事を任されても、時音に頼りっぱなしだった。
今思えば
情けないことこの上ない。
……今思うと、かなり。
「さ、後はここの裏を見て…」
―――――――ズッ
「きゃ…っ」
「時音!!」
足を滑らせた時音を
何とか受け止める。
……あれ?
「…あ、りがと。良守」
「え?あ、あぁ。大丈夫か」
「うん、平気。おろして」
「お、おう」
…今、ちょっと違和感が…
「…あの、さ、時音」
「え?何?」
「…や、なんでもない」
「?…変なの」
違和感。
あのころとは、違った。
時音を抱きとめたとき、確かに感じた。
幼かったころには考えられなかったのだ。
この違和感は。
「…変、だよなぁ」
「だから、何よ。さっきから」
「や、俺も成長してんだなって」
「してなきゃ困るでしょ。まったく、何言ってんの」
「…そっか。そうだよな。うん、そうだ」
成長してんだ。
俺も、時音も。
あのころのままじゃない。
それは、きっと
悪いことではないだろう。
「帰るわよ、良守」
「あ、待てよ!」
彼女を抱きとめた手を
ぎゅっと握り締め
その背中を追いかけた。
end
(不変なんてない。きっと、僕らも大人へと変わっていくのだから。)
たまには普通に青春小説を(笑)
良時も好きですが、時良も好きです(ぁ)。なんか、この二人はほんといいなって思う。限良とはまた違ったよさがあるの。こう…純情な(笑)
「んー。そうね、帰りましょ」
一仕事終えて、今日も夜が終わろうとしている。
あたりはまだ真っ暗。
夜中の仕事といっても、終わるのは深夜2時か3時ごろ。
しんとした学校に、もう慣れてしまってはいるけど
幼いころは怖くてしょうがなかった。
初めての仕事のときも、一緒に兄貴がいてくれたとはいえ、怖くて何度も泣いた。
一人で仕事を任されても、時音に頼りっぱなしだった。
今思えば
情けないことこの上ない。
……今思うと、かなり。
「さ、後はここの裏を見て…」
―――――――ズッ
「きゃ…っ」
「時音!!」
足を滑らせた時音を
何とか受け止める。
……あれ?
「…あ、りがと。良守」
「え?あ、あぁ。大丈夫か」
「うん、平気。おろして」
「お、おう」
…今、ちょっと違和感が…
「…あの、さ、時音」
「え?何?」
「…や、なんでもない」
「?…変なの」
違和感。
あのころとは、違った。
時音を抱きとめたとき、確かに感じた。
幼かったころには考えられなかったのだ。
この違和感は。
「…変、だよなぁ」
「だから、何よ。さっきから」
「や、俺も成長してんだなって」
「してなきゃ困るでしょ。まったく、何言ってんの」
「…そっか。そうだよな。うん、そうだ」
成長してんだ。
俺も、時音も。
あのころのままじゃない。
それは、きっと
悪いことではないだろう。
「帰るわよ、良守」
「あ、待てよ!」
彼女を抱きとめた手を
ぎゅっと握り締め
その背中を追いかけた。
end
(不変なんてない。きっと、僕らも大人へと変わっていくのだから。)
たまには普通に青春小説を(笑)
良時も好きですが、時良も好きです(ぁ)。なんか、この二人はほんといいなって思う。限良とはまた違ったよさがあるの。こう…純情な(笑)
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