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プロフィール
HN:
海奈
年齢:
32
性別:
女性
誕生日:
1992/08/26
職業:
学生
趣味:
日々妄想(笑)
自己紹介:
一言で言ってしまえば腐女子です。
結界師にはまりまくり☆
少年ジャンプ系、ポップンミュージック、バッテリーなどなど大好きです!
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吐き捨ててしまえたら楽なのに。
ごめん。私は、こんなことが言いたかったんじゃなくて。
ごめん。私は、こんなことが言いたかったんじゃなくて。
教室で居残り。
…いや、今回は居眠りしてたからであって、決して、そんなに頭は悪くない…はずだ
「智夏ちゃん」
「ん?あぁ、…李奈…ちゃん」
そうか、彼女も居残り組だったのか。
頭のいい恢斗や隼人は
ここにはいない。
むしろ、いたほうが驚いてしまう。
「李奈ちゃんも居残りだったんだね」
「うん、このあ間の課題、出し忘れちゃって」
「そうなんだ」
「恢斗君、待っててくれてるかなぁ…」
そんなことを言って、窓の外を心配そうに見つめている。
待って…もらってるんだ。
いつもなら…
恢斗と隼人、一つしたの準。そんで私。
家が近くってこともあって、一緒に帰っていたのだ。
いつも、それが習慣ついていたのに。
「恢斗くんね、この前帰りにおいしいクレープ屋さんにつれてってくれたの」
「そうなんだ」
知ってる。
だって、いっつも帰りにみんなで寄ってたから。
「そしたらね、恢斗くんったらチョコクレープ食べてたんだよ。ちょっと以外だったなぁ」
知ってる。
恢斗が甘いもの好きなことくらい。
知ってるから…
そんな風にはなさないで。
「恢斗くん…ホントに優しいんだ」
「…っ」
「だから…」
「もういいから!!!」
もういいよ。もういいから…それ以上、言わないで。
知ってる。恢斗のことなら、なんでも…。
幼いころから一緒で
誰よりも正義感が強くて
でも、誰より優しくて
曲がったことが嫌いで
そんな恢斗だから
好きになった。
「智夏ちゃ…」
「…ごめ、私…ちょっと頭ひやしてくる」
苦笑いを浮かべ
教室を後にする。
「…ばかみたい」
何処にも逃げ場所なんてないのに…
長い廊下をただただ走った。
その先にあるものさえ、見えないのに。
何処にも逃げ場所なんてない。
…いや、今回は居眠りしてたからであって、決して、そんなに頭は悪くない…はずだ
「智夏ちゃん」
「ん?あぁ、…李奈…ちゃん」
そうか、彼女も居残り組だったのか。
頭のいい恢斗や隼人は
ここにはいない。
むしろ、いたほうが驚いてしまう。
「李奈ちゃんも居残りだったんだね」
「うん、このあ間の課題、出し忘れちゃって」
「そうなんだ」
「恢斗君、待っててくれてるかなぁ…」
そんなことを言って、窓の外を心配そうに見つめている。
待って…もらってるんだ。
いつもなら…
恢斗と隼人、一つしたの準。そんで私。
家が近くってこともあって、一緒に帰っていたのだ。
いつも、それが習慣ついていたのに。
「恢斗くんね、この前帰りにおいしいクレープ屋さんにつれてってくれたの」
「そうなんだ」
知ってる。
だって、いっつも帰りにみんなで寄ってたから。
「そしたらね、恢斗くんったらチョコクレープ食べてたんだよ。ちょっと以外だったなぁ」
知ってる。
恢斗が甘いもの好きなことくらい。
知ってるから…
そんな風にはなさないで。
「恢斗くん…ホントに優しいんだ」
「…っ」
「だから…」
「もういいから!!!」
もういいよ。もういいから…それ以上、言わないで。
知ってる。恢斗のことなら、なんでも…。
幼いころから一緒で
誰よりも正義感が強くて
でも、誰より優しくて
曲がったことが嫌いで
そんな恢斗だから
好きになった。
「智夏ちゃ…」
「…ごめ、私…ちょっと頭ひやしてくる」
苦笑いを浮かべ
教室を後にする。
「…ばかみたい」
何処にも逃げ場所なんてないのに…
長い廊下をただただ走った。
その先にあるものさえ、見えないのに。
何処にも逃げ場所なんてない。
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