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プロフィール
HN:
海奈
年齢:
32
性別:
女性
誕生日:
1992/08/26
職業:
学生
趣味:
日々妄想(笑)
自己紹介:
一言で言ってしまえば腐女子です。
結界師にはまりまくり☆
少年ジャンプ系、ポップンミュージック、バッテリーなどなど大好きです!
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それが、あいつとの出会いだった。
「それにしても…これはまずいだろ」
俺はまだ、その場を離れられずにいた。
馬鹿でかい水槽…の中に閉じ込められている少年が気になっていたからだ。
本当にこれが人間だとしたら、大問題だろう。
「…といっても、俺が何か出来るわけない。か」
そう思い、やっとその場から立ち去ろうとしたとき
大きな音を立てて、水槽はひび割れた。
―――――ピシィッ
「…な!?」
どこかにぶつかったわけでも、誰かが水槽をわったなんてこともない。
なのに、その水槽は、はじけるようにして割れた。
「…っ……何でいきなり…」
着物でガラスの破片を防ぎ、薄めでその方向へと視線を移す。
さっきまで水槽の中にいて、たくさんのコードや管でつながれていた少年は
その場に倒れていた。
「お、おい、大丈夫か!?」
心音と呼吸を確認する。
…大丈夫、生きてる。
「…ほんとに、人間だったのか…」
あんな中で、人間が生きていたことに驚きだ。
緑色の液体の中、まるで研究の材料だというように
少年はつながれていた。
「………」
「…あ、目、覚めたか」
顔を覗き込むようにしてみると、
目は紅く、頬には赤い刺青のようなものがあった。
「……だ、れ?」
「ん?ああ、俺は…」
名前を言いかけた瞬間、
…――――――警報がなりやがった。
「!?やっべ…さすがに今のは音がでかかったか」
「…」
「逃げるぞ!!」
とっさにその少年の腕をひき、走った。
追いかけてくる様子はない
きっと、割れた水槽のほうへ気がいってしまっているのだろう。
…これが、コイツとの出会い。
next
支配者編へ続く
俺はまだ、その場を離れられずにいた。
馬鹿でかい水槽…の中に閉じ込められている少年が気になっていたからだ。
本当にこれが人間だとしたら、大問題だろう。
「…といっても、俺が何か出来るわけない。か」
そう思い、やっとその場から立ち去ろうとしたとき
大きな音を立てて、水槽はひび割れた。
―――――ピシィッ
「…な!?」
どこかにぶつかったわけでも、誰かが水槽をわったなんてこともない。
なのに、その水槽は、はじけるようにして割れた。
「…っ……何でいきなり…」
着物でガラスの破片を防ぎ、薄めでその方向へと視線を移す。
さっきまで水槽の中にいて、たくさんのコードや管でつながれていた少年は
その場に倒れていた。
「お、おい、大丈夫か!?」
心音と呼吸を確認する。
…大丈夫、生きてる。
「…ほんとに、人間だったのか…」
あんな中で、人間が生きていたことに驚きだ。
緑色の液体の中、まるで研究の材料だというように
少年はつながれていた。
「………」
「…あ、目、覚めたか」
顔を覗き込むようにしてみると、
目は紅く、頬には赤い刺青のようなものがあった。
「……だ、れ?」
「ん?ああ、俺は…」
名前を言いかけた瞬間、
…――――――警報がなりやがった。
「!?やっべ…さすがに今のは音がでかかったか」
「…」
「逃げるぞ!!」
とっさにその少年の腕をひき、走った。
追いかけてくる様子はない
きっと、割れた水槽のほうへ気がいってしまっているのだろう。
…これが、コイツとの出会い。
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