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海奈
年齢:
32
性別:
女性
誕生日:
1992/08/26
職業:
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趣味:
日々妄想(笑)
自己紹介:
一言で言ってしまえば腐女子です。
結界師にはまりまくり☆
少年ジャンプ系、ポップンミュージック、バッテリーなどなど大好きです!
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甘いのが苦手なんだって。
チョコケーキ、ちゃんと食べてくれたくせにね。
チョコケーキ、ちゃんと食べてくれたくせにね。
「志々尾、別に無理しなくても…」
「してない」
よっぽどの負けず嫌いなのだろうか。
今日、俺のクラスでは調理実習があった。
そのときに俺がケーキを作ったから、屋上に持ってきたのだ。
別に、志々尾に食べてもらおうとか、そんなこと思っていなかった。
屋上にくれば、きっと志々尾がいるだろうな…
そんなことしか考えていなかったのだ。
「おい、マジでいいって」
「問題ない」
「いやいや、お前が甘いの苦手なの知ってるからさ」
「……」
観念したのか、口にしていたケーキを箱においた。
…もう殆ど平らげていたが。
「大丈夫か?飲み物、なんか持ってこようか?」
「…嫌いと言っても、食べれないほどじゃない」
「無理して食べなくても…」
「…無理じゃない。俺が…」
「なんだよ?」
「………別に」
言いかけた言葉を、志々尾は飲み込んだ。
「…ありがとな」
「何が」
「や、嫌いなのに食ってくれて」
「…馬鹿だろ、お前」
「は!?ちょ、いきなりなんなんだよっ」
残っていたケーキを手に取り、志々尾は俺の口に押し込んだ。
一瞬、丸呑みしそうになったのをこらえ
口に収める。
「馬鹿だよ、お前は」
――――――――――――――…
そのとき、何が起こったか理解するのに
思考が上手く働かなかった。
「…やっぱ、甘い…」
「……」
「俺、先に戻る」
「………え、あっ!ちょ、志々尾…!お前なんで…」
「それくらい、自分で考えろ」
口元についたチョコを舐め取って
あいつは屋上を後にした。
「…な、んだよ…いきなり」
チョコケーキが口に押し込められた直後
触れるだけの唇の感触。
思い出すだけで顔が火照る。
「…っ馬鹿はそっちだろ」
もういない後姿に吐き捨ててやった。
意味もない強がり。
end
あっまーーーーーい!!!!(笑)
うん、ちょっとね。甘いのが書きたかったの。そう思って書いたら、思っていたのより限がキモくなりました(痛)
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